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鬱展開山盛りで追いつけない……
宿儺が見た「最強の亡霊」の正体は、一体何だったのでしょうか?それは、羂索の術式を使用し五条の身体へと脳を移した乙骨でした。乙骨に倒された羂索は、あの後リカに食われていたようです。
羂索の術式を用いて、乙骨が五条の身体で戦うことは、高専側の最終手段と言っても過言ではありませんでした。なぜなら、羂索の術式は不明な点が多いからです。
乙骨のコピーした術式は、リカが顕現している間…つまり5分間しか扱うことが出来ません。冥冥が言うように、断続的な術式であれば乙骨諸共消える可能性があり、単発的なものだとしても、その後乙骨は五条の身体で生きていくことになるかもしれないのです。
それでもやるべきだという乙骨に対し、高専2年の真希や棘、パンダたちは乙骨が大事なんだと言います。しかしここで乙骨が言いました。五条先生は大事じゃないのか、と。
今まで自分たちは、五条先生に「怪物」になることを強要してきた。だから、誰かが怪物にならなければならない。誰もならないなら僕がなる…乙骨は必死に訴えました。同じ特級、あの「親友」がいなくなってから、五条のことを一番理解しようとしていたのは、乙骨だったのかもしれません。
━━場面は移り変わり、殺風景な通路のような場所で、五条と2年たちが会話を交わします。恐らく、最終決戦前のことでしょう。
乙骨は、五条本人にも「1人で怪物になろうとしないでください」と伝えましたが、五条はそれに対して「それは無理な話だ」と返しています。
五条は夏油に「おいていかれた」と感じており、追いつかなければならないと思っていることも明らかになりました。私たち読者からすると、夏油が五条においていかれたように映りますが、実際は五条本人もおいていかれたと感じていたのですね…
時はすぎ、今に至ります。乙骨は、かつて「最強」が使用した領域「無量空処」を展開しました。今後どうなってしまうのでしょうか━━本当に報われませんね。
※次号は休載だそうです。