【お題】世界の中心で愛を叫ぶ

ドーモ、ネロ病んです。 (トレーラー脇で、ヤン座り) 秒速で湯沸かし器になるクソ親父共が、今日もまた喧嘩と称して、世界のちゃぶ台をひっくり返しかねない毎日に、フォルトゥナ元ヤン元締として、今日も正義の制裁バスターをしこたま喰らわしていますが、皆様如何お過ごしでしょうか? 前置きで疲れました。 キリエ、君だけが救いだ。(デカい溜息) トレーラーのソファに転がってる叔父が、「親父は何故俺にリベリオンを」、と呟いています。叔父の真向いの机に突っ伏したクソ親父が、「親父は何故俺に閻魔刀を」と呟き、双子して『あの時、立場が逆だったら…』と呟きました。 ……… 「そんなの関係ねぇ！✕3…」 (バスターで地面に双子顔面叩きつけ) 「FァッQ!!」 俺が知ったこっちゃありません。 それより、アレ以来(クリフォトルーツカット騒動のち魔界からの帰還)、オヤジ共が、何故か俺のトレーラーに入浸り、ささやかな平和なひととき(特に俺のキリエに甘えタイム)を、事あるごとに邪魔しに来ます。 寛大な俺も、さすがに堪忍袋の緖が切れました。 ニコが、煙を吐きながら、俺を茶化すのは何時もの事でしたが、最近は、無言で肩を軽く叩かれる様にまでなりました。 「お前はよくやってるよ。親父って奴はどいつもこいつも…!」 無言ですが、以心伝心で分かります。 …「キリエェェ〜〜〜!!」 世界の中心で愛を叫ぶ俺。 今日もフォルトゥナは平和です。